Details of the inspection before export to Africa
アフリカ向けの中古車輸出は、各国で定められている輸出車両の検査を受けて合格しなければなりません。
中古車輸出をするうえで最重要のプロセスとなります。中古車を仕入れる前に検査内容を把握することで、リスク低減につながります。
事前に検査内容を知り、検査対策の整備を行うことがビジネス成功のポイントの一つです。
An example of an inspection
検査内容を一部、ご紹介します。
ライトやブレーキ、スピードメーターや外板パネルの検査など、どの程度で不合格になるかご参考ください。
灯火類 (ヘッドライト、スモールライト、前後4~6ヶ所のウインカー、バックライト、ブレーキランプ、フォグランプ)
全てのランプが正常に付くかチェックします。
勿論、割れヒビは検査に不合格になります。


ブレーキ検査(前後ブレーキ検査 パーキング サイドスリップ)
レーンに乗せてブレーキがちゃんと作動するかをチェックします。
またパットの減り、オイルの量が少ないと作動が効かなくなり不合格になります。


スピードメーター検査
実際に出てるスピードとメーターの速度があってるか確認します。
誤差が2キロ前後違うと不合格になります。


ヘッドライトの光軸検査(ロービーム、ハイビームの光の位置)
光を付けてロービームの高さ ズレ ハイビームの高さ ズレを確認します。
高さが異なると検査におちてしまいます。
例えば 左玉が切れて 左だけ交換すると右とことなり不合格になりやすい。


外板バネルの検査(ボディのヘコミ、深いキズ フロントガラスのキズ)
各パネルの25%を超える、ヘコミ、キズ フロントガラスの1cmを超えるヒビ
例 落ちる例
(上画像)
ラクティス NSP120(凹み バンパーとのズレ)
この大きさでUSSでB3です
(下画像)
ライトエースSR40凹みと錆を伴う。
この大きさでUSSでB4です。


Examples of failures in inspections
その他、検査で不合格になった事例です。